大会開催時等における新型コロナウイルス感染防止対策について

5月25日を以って全国の緊急事態宣言が解除されました。しかし、ここで気を緩めてしまえば、一気に感染の第2派が生じる可能性があります。特に団体競技(スポーツ)においては、全員が緊急事態宣言発令中と同じ意識を持ち、対応することが求められています。主催側として、また、参加者としてドッジボール大会等において遵守すべき事柄をまとめましたので各チームで共通理解をお願いします。
尚、行政等の方針や社会情勢を踏まえ対応は逐次変更(緩和・強化)して参りますので、大会要項やホームページでご確認ください。

 

<主催側>

1.参加チーム募集時の対応

①参加条件に以下の内容を記載すること。
以下の3点が当日までに発覚した場合、参加を認めない。
(1)体調がよくない場合。(発熱、咳、咽頭痛等の症状)
(2)同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合。
(3)過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との接触がある場合。

②マスクを着用すること。(食事をする、試合でプレーをしている時以外は、必ず着用すること。)

③こまめな手洗い、アルコール等による手指消毒をチーム全員が必ず実施すること。

④他チームの参加者(保護者含む)、主催者スタッフ等との距離を2m以上確保すること。

⑤大会中に大きな声で会話、応援をしないこと。

⑥感染防止のために主催者が決めたその他の措置の遵守、主催者の指示に従うこと。

⑦大会終了後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、主催者に対して速やかに濃厚接触者の有無等について報告すること。

⑧参加条件に対して誓約書を作成し、誓約書にサインすることができる 。
 

2.当日の参加受付時の対応

①受付は、手指消毒剤を設置すること。

②発熱や軽度であっても咳、咽頭痛などの症状がある人は入場しないことを呼びかける。

③受付で書類を渡す、参加費、メンバー表を受け取る等の時は、消毒を事前にしてから受け取る。
 →受付時に書類等を介してのやりとりを極力なくすこと(通信機器を利用すること等)

④受付を行うスタッフには、必ずマスクを着用させること。

⑤当日の受付について、時差をつけるなどして、混雑を極力避けること。

⑥参加者から体温を記載した書面の提出を求めること。
 →メンバー表に指導者・選手の名前の隣に体温の欄を作り、当日体温を計測し記入し、提出することを義務づける。尚、保護者の場合は、各チームで把握しておく。

⑦受付するチーム関係者は、必ずマスクを着用すること。
 

3.参加者への対応

①全員(選手、指導者、保護者、見学者等)に対して
(1)マスクの着用を徹底すること。
(2)こまめに消毒をすること。(チームで消毒液を所持しておく)
(3)必要最低限の会話におさえること。

②選手に対して
(1)試合でプレーしている時(ベンチの選手はマスク着用)と食事をしている時以外は、必ずマスクを着用すること。
(2)たとえマスクをしていても不要な会話は控えること。

③指導者に対して
(1)常時マスクを着用すること。
(2)ミーティング時に選手との距離を2m離した状態で、短い時間で終わらせること。
(3)選手への安全確認時は声を極力出さず、選手、審判と適切な距離を保つこと。

④保護者に対して
(1)常時マスクを着用すること。
(2)応援は大きい声でしないこと。
(3)選手や指導者へ手渡しするものについては、消毒をおこなった上で直接手が触れないように注意すること。
(4)指導者へのコップに入れたお茶やコーヒー等を渡さない。(手などが触れているため)

⑤審判員に対して
(1)コート上にいない審判は常にマスクを着用する。
(2)選手・他の審判との距離を常に適切に保ち行動する。
 

4.大会主催者が準備すべき事項

①手洗い場所
(1)手洗い場には石鹸(ポンプ型が望ましい)を用意すること。
(2)手洗い後に手を拭くために、参加者各自がマイタオルを持参して使用すること。(乾燥させる設備は使用しないこと)

②休憩・待機スペース
(1)広さ(他チームとの距離等)にゆとりを持たせ、他の参加者と密になることを避ける。
(2)ゆとりを持たせることが難しい場合は、参加者の数を制限する等の措置を講じること。
(3)室内又はスペース内で複数の参加者が触れると考えられる場所(テーブル、椅子、ドアノブ等)については、こまめに消毒すること。
(4)換気扇を常に回す、換気用の小窓をあける等、換気に配慮すること。
(5)スタッフ、審判が使用する際は、入退室の前後に手洗いを必ず行わせること。
(6)記録ボード等を設置しないこと。(人が集まってくることを防ぐ)

③洗面所
(1)トイレ内の複数の参加者が触れると考えられる場所についてこまめに消毒する。
(2)トイレの蓋を閉めて汚物を流すよう表示する。
(3)手洗い場には石鹸を用意する。
(4)手洗い後は、各自マイタオルを用意すること。

④ 飲食物の提供時
(1)参加者が飲食物を手にする前に、手洗い、手指消毒を行う。
(2)スポーツドリンク等の飲料については、各自用意すること。
※ジャグなどの複数の人が密接して触れるものは使用しない
(3)お菓子等もドリンクと同様、複数の人が密接する可能性が高いため用意せず、必要な場合は各自で用意すること。
(4)飲食物を取り扱うスタッフには、マスクを着用させる。

⑤観客の管理
(1)観客同士が密な状態とならないよう、あらかじめ観客席の数を減らすなどの対策をとる。
(2)大声での声援を送らないことや会話を控えること。
(3)常時マスクを着用させること。

⑥会場
(1)換気の悪い密閉空間とならないよう、十分な換気を行うこと。
(2)定期的に窓を開け、外気を取り入れる等の換気を行うこと。

⑦ゴミの廃棄
(1)鼻水、唾液などがついたごみは、ビニール袋に入れて密閉して縛る。
(2)マスクや手袋を脱いだ後は、必ず石鹸と流水で手を洗い、手指消毒をすること 。

 

令和2年6月5日
神奈川県ドッジボール協会
理事長 田中尚介
指導委員長 棚橋弘典