練習時に於ける新型コロナウイルス感染防止対策ガイドライン

 6月からチーム練習を開始しているところがあると思いますが、神奈川県ドッジボール協会として、チーム練習時に於けるガイドラインを作成しましたので、ご一読いただき感染防止に努めて頂きたいと思います。
 感染防止の大原則は、こまめな手洗い消毒、いかなる時もソーシャルディスタンスを保つ、3密を避ける、飛沫感染を防ぐ(唾液・つばが飛ばないようにする等)、接触感染を防ぐ(他人のタオルを使わない、接触しない等)、そして、感染予防として自己免疫力を高める(下げない)よう、十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動…で体調を整えることなどが必要です。
 チームの指導者は、感染予防について正しい知識を入手し、的確な判断の下、最大限の感染対策を行いながら練習(指導)に取り組んでください。
尚、以下の文面はチーム指導者が指揮・指導・監督・管理することが前提ですので、よろしくお願いします。
例)マスクを着用する → 指導者は参加者全員にマスクを着用させるよる指導・管理する
例)休憩時には、手洗い(手指の消毒)を必ず行う → 指導者は必ず実行されるよう指導・管理する

 

1.選手、指導者、保護者が事前に把握しておくこと(必須事項)

①以下の事項に該当する場合は、参加を見合わせること。
※書面で参加者全員の健康状況を確認するのが望ましい。

(1)参加者に対し検温及び体調に関しての聞き取りを行い記録する。
※少しでも体調不良の場合は、練習に参加しない/させないを徹底する。
(2)本人及び同居人の体調がよくない場合。(例:発熱・咳・咽頭痛など、風邪の症状がある場合)
(3)同居人や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合。
(4)過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合。

②マスクを着用(持参)する。

③着替えを持参する。

④こまめな手洗いやアルコール等による手指消毒を実施する。

⑤他者との距離(できるだけ2m以上)を確保する。

⑥練習中、大きな声で会話、応援をしない。

⑦自分専用の飲料ボトルを用意し、紙コップ等で飲料水を配らない。

⑧お菓子類の提供はしない。必要な場合は各自持参し、他人に提供しない。

⑨感染防止の為に施設管理者が決めた措置を遵守し施設管理者の指示に従うこと。

⑩利用終了後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、施設管理者に対して速やかに濃厚接触者の有無等について報告すること。

 

2.練習現場では

①指導者、保護者は最低限の人数にする。

②参加者全員の体調管理・衛生管理の徹底
(1)参加者が万全の体調であるかの確認を行う。。
(2)練習会場に入ったら全員が手洗い、または、手指の消毒をする。(こまめに消毒をする)
(3)練習会場のすべての窓、ドアを開け換気する。
(4)各自の荷物は固まらせず、バラバラに置き(全員が一度に荷物のところへいかないように)飲み物やタオルも同様にする。
(5)隣とのスペースはいかなる場合においても、前後左右の間隔を2m以上あける。
(6)練習中、休憩中を問わず、他人とのおしゃべりや、声出しなどの行為は極力しない。
(7)他人の身体に直接触れることはしない。
(8)トイレに行ったら、手洗いを行う。
(9)常にソーシャルディスタンスを意識した練習を心掛ける。
(10)熱中症予防のため、水分をこまめにとる。
(11)器具を使うトレーニングは、用意する人間と、片付ける人間が同じであること。
(12)身体や手に触れる器具は、使う前と使った後に、必ず消毒する。
(13)休憩時には、手洗い(手指の消毒)を必ず行う。
(14)複数のボールを投げたり捕ったりした場合、適時、着替えをする。
(15)使ったボールは、休憩毎に必ず消毒を行う。
(16)持ち物は、自分のカバンの中に入れる。(他人の物との接触を避ける)

②練習では
(1)指導者は、伝えることは最低限にし、話す機会を極力減らす。
(2)個人で取り組む練習を取り入れ、複数で行う練習をなるべく減らす工夫をする。
(3)ランニングは、揃って走らない、時間差をつける、間隔をあけて、個人で走る等、密にならないよう工夫する。
(4)かけ声をするトレーニングは、声を出さず、手でカウントするなど、声を出さない対策をする。
(5)フォーメーションは隣同士が近く密になるため行わない。
(6)ペアでボールを使う場合は、必ず決まったペアでおこなうこと(一つのボールに触る人を極力少なくするため)※ペアを代える場合は、その都度ボールを消毒する。
(7)練習時間を短くし、休憩時間(5分から10分)をこまめにとる。

③終了後
(1)終了後は、速やかに使用した場所から退出する。
(2)使用した場所のガイドラインに従い消毒を行う。無い場合でも自主的に必ず消毒を行うこと。

 

※参考

①新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため行っていただきたい取組、チェックリスト(神奈川県)

②社会体育施設の再開に向けた感染拡大予防ガイドライン(スポーツ庁)

③JBAバスケットボール活動再開に向けたガイドライン・手引き(日本バスケットボール協会)

④大会開催時等における新型コロナウイルス感染防止対策について(神奈川県ドッジボール協会)

⑤会における新型コロナウイルス感染防止についてのお願い(神奈川県ドッジボール協会)

 

令和2年6月13日
神奈川県ドッジボール協会
指導委員長 棚橋弘典
理 事 長 田中尚介